いやー、もうボロ泣きですよ。
ウマ娘なんて言葉を知ったのは2021年2月に入ってから。トウカイテイオーが主役のアニメという理由で見始めました。
中学生の頃にトウカイテイオーの有馬記念を見て大ファンになり、そこから競馬に興味をもった筆者。実家の部屋にはトウカイテイオーのポスターを貼って、VHSのビデオを買って見てました。
そんなトウカイテイオーの大ファンである筆者から見て『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』は素晴らしいの一言です。
アニメの1話がトウカイテイオーのダービーから始まるんですが、ここがトウカイテイオーの絶頂期です。誰もがトウカイテイオーの明るい未来を信じていたころ。
父であるシンボリルドルフと同じ無敗のダービー制覇、これはルドルフを超えるじゃないかといわれた頃です。
アニメでもここから転落します。復帰レースである大阪杯で勝ったのちにメジロマックイーンとの『無敗vs連覇』対決。
ここで惨敗したトウカイテイオーは秋の天皇賞でも惨敗しトウカイテイオーは終わったという風潮になります。次走のジャパンカップでは海外勢が強かったこと、当時の日本馬が勝てていなかったこともあって5番人気に。
そこで快勝して臨んだ有馬記念では再び1番人気になりますが、そこでも惨敗して骨折が判明。さらには復帰に向けた調教中に骨折。
アニメの通り多くの競馬ファンの中でトウカイテイオーは終わったとなりました。それはそうですよ。これだけ度重なる怪我から復帰する馬なんかいません。
最後となる1年ぶりのレースとなる有馬記念では4番人気。
最後のレースはあまりにも有名なので割愛しますが『トウカイテイオー奇跡の復活』という実況は競馬の歴史上、白眉といえるのではないでしょうか。
アニメはホントに良く出来ています。
擬人化したからこそ伝わる努力と苦悩、そして不安。
サッカーの元ドイツ代表選手に「セバスティアン・ダイスラー」という選手がいました。一時期はドイツの未来とまで言われた選手でしたが、度重なる膝の怪我によって「もう自分の膝を信じることが出来ない」といって27歳で引退しました。
アニメの9話で、3度目の骨折によってトウカイテイオーの「僕はもうあんな風には走れない」と涙を流すシーン。切ない。
そこからの10話で勝手にライバル視するツインターボ、トウカイテイオーに憧れるキタサンブラック、多くのファンによってもう一度復帰を目指すトウカイテイオー。
もうボロ泣きです。いいオッサンが。
トウカイテイオーが好きだったからこそ泣けて泣けてしかたがない。
おそらく12話で有馬記念でしょうか。
「奇跡の復活」をまた涙ながらに見たいと思います。
あまりにも素晴らしいのBDを全部買おうか悩んでいます。